ブルガリアでは、本当にトラブル続き。いい思い出がほぼ無い。。。
ソフィアに着いた夜、まずケータイが使えなくなった。ブルガリアがEU外だからなら話はわかるが、EUに戻ったのに??Wi-Fiは使えるのに??
私のSIMカードはスペインのorangeのものだ。チャージ式で、結構多めに入れている。
…?機械音痴なので分からない。磁気不良??
仕方ないので、保管しておいたドコモのSIMカードを再度使う。絶対にモバイルデータ通信オンにしないように注意して。。
お腹がすいたので、まずブルガリアの通貨レフを手に入れようと、ATMに向かう。
…エラー。何回やってもエラー。近くに他のATMもあるので、会社を3つ試した。…全滅。この恐怖は海外滞在者なら分かると思う。
ここで、基本だけど海外旅行者の必須アイテムとしてカードを3枚は持つことをごり押しする。
羊は元々現金主義。2週間海外旅行するなら、15万円くらいをお腹に巻いて、残りの日数を計算しながら換金していた。が、長期滞在者はこれは不可能。100万単位のお金は持ち歩けない。現金主義の時でも、いざという時の為にカードは持っていた。使用不可になるかもしれないから、必ず複数枚持つこと。
話を戻し、ソニーバンクウォレットのデビットカードを今のメインカードにしている。サブとして、楽天プレミアムと、ANA。
カードについてはいつかまとめたいが、便利なのはソニーバンクウォレット。デビットなので、あらかじめ入れておいた金額から引かれる。もし、クレジットカードで引き出したら、次回支払い日まで利子が加算されていく(少額だけど)。
…仕方ないので、クレジットが使えるか確認してレストランで食事をした。
帰宅してから半泣きでソニーバンクに連絡したが…通話出来ない。番号を何度確認してもダメ。多分、SIMカードの問題だと思う。
結局、お金に関しては、翌日4つ目の会社のATMで普通におろせた。昨夜おろせなかったのは何だったのか。
SIMカードの問題は解決しない。長期滞在予定のトルコでSIMカードを買う予定だから、それまでは完全Wi-Fiのみでやりくりする。
そして…ストレスのせいか、元々スペイン滞在時から虫刺されに悩まされたのだが、ここブルガリアで全身に蕁麻疹が出た。日本から持参のステロイド軟膏も、抗ヒスタミンの内服も最早まっったく効かない。数日様子を見たが、どんどん酷くなり眠れなくなった。ブルガリアには5日滞在予定、その後飛行機でイスタンブールへ。
イスタンブールで受信する事に決めた。足の怪我で一度イスタンブールの病院に行っているし、ブルガリアで足止めをくらいたくない。
この、蕁麻疹の治療はその後本気で長引く事になった。
トラブル続きでイライラしていたのもあり、ブルガリアでの愛想のなさが気に障った。
それでも観光はしていたのだが、公園で普通に立ち止まってモニュメントを眺めていると、後ろからチャリに突っ込まれた。くるぶしに食い込みかなり痛かった。振り返ると小学生くらいの男の子。
練習中で悪気が無いなら仕方ない。ただ、謝って欲しい。その子はヘラヘラ笑うだけで謝る素ぶりは全くない。思わず「あなたは私に謝るべきじゃない?」と英語で言った。英語がわからなくても、私が痛がってるのと怒っているのは通じると思う。
近くにいた父親がニコニコしながら口に指を当ててシーとサインを私にした。そして、男の子に注意する事も私に変わりに「大丈夫?」も「ごめんね」も無く、子供を連れて去っていった。
警察沙汰にしてやろうか…と一瞬考える程には腹が立った。アジア人女性一人で舐められきっている…もし私が体格のいい男性だったらこの対応はしないんじゃないか、と。結論として、私も穏便に立ち去り、でも痛いから自費でボルタレンを買った。
謝ったら怒ってない。どうして躾もしないのか。。
ブルガリアではいい思い出が本当にない。アパートメントのホストさんが親切なのが救いだった。そうでなければブルガリア人自体「民度が低い」と断定していた。
ブルガリアでは友人と合流した。彼に「一緒に郊外行かない?」と誘ったが、「ブルガリアが嫌だから一刻も早く先進国に行きたい。だからパス」と断られた。
聞いたら、ドミトリーを探してチェックインをする際にボラれたと。最初に言われた金額と、ATMから戻り支払い時に言われた金額が違う。おかしいとスタッフに言うと、オーナーが出てきて「その金額だ」と譲らなかったらしい。
別のドミに行けばいいのに、と聞いたら「暑いし荷物重くて疲れた。1泊したらブルガリアから出る。航空券探すわ」と、決意が固かった。
ブルガリア郊外にはリラの修道院がある。私も5泊もしたのに、嫌になって結局行かなかった🐏