羊の世界放浪譚

女一人旅・ワーホリブログ❤︎現在色々工事中。

スペイン*アンダルシア 〜蚊・ブユとの戦い〜

海外旅行の持ち物は虫除けスプレー必須‼️

冬だろうがどの国だろうが必須‼️

可能な限り強力で、全ての虫に対応出来るものを持っていく‼️

 

使わなくて「無駄になったな〜」じゃなくて、「いなくて運が良かった、助かったな〜」と考えよう‼️

 

 

 

…全て自分への反省点。アジアに行くときには必ず持っている虫除けスプレーを、「冬のヨーロッパだし笑」と持って来なかった。

そして酷い目にあい、薬局を一軒、スーパーを三軒まわった(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)

海外に、日本のようにコンビニなど無い。何でもそろうドラッグストアも無い。共に「有る国ならラッキー」なだけ。

 

 

酷い目にあう話の前に、個人的持ってくるべき武器の選び方。

  • 部屋用ワンプッシュタイプ
  • 人間用スプレー

この2つは必須。

 

★部屋用ワンプッシュ

四隅にシュッとすると、〇〇時間虫がいなくなる(死ぬ)タイプ。速効性かつ最強力かつ持続性有り。

メイン成分はどれもトランスフルトリン。ワンプッシュで蚊はバタバタ死ぬ、小さいのならゴキも死ぬ(実証済み)。

 

 

★人間用スプレー

DEET 入りの物を推奨❗️1番バランス良く、様々な虫に効果あり。25%はあった方が持続性強い。が、気分悪くなるので私は窓開け放つか、外に出てスプレーする。ドミ相部屋の人に迷惑かかるし。

体に着ける虫よけは、飛散性の高いスプレー(特に缶)タイプより、直塗りタイプの方がしっかり着く。ただ・・手を洗うのが面倒。。

 

 

よく言われる、「虫に有害なのに人間に〜」ってのは、真実だと思う。化学物質に100%安全なものは無いし、人類が使用しだして間もないのだから、これからデータが集まって数十年以上先に本当の安全性がわかる。

だから、もしハーブやなんかで効くならその方がいいし、良寛さんみたいに「自然のままで」はそれはそれで素晴らしい。

 

が、人類を1番殺している動物は蚊を含む虫である。マラリヤ、デング、チクングニア…または多咬によるアレルギー性ショック…。起こる人は起こるし、平気な人は平気。特効薬がある病気の方が少ない、感染したら自己治癒力任せの体力勝負。インフルエンザで、老人と子供が死ぬのと同じ。

 

 

自分の判断を信じて使い分けるしかないと思う。地域、発生する虫によっても違うから。薬害か虫害か調べて選ぼう。選ぶには武器を持ってないとダメだから、必ずスプレーは持って行こう。

 

 

 

 

 

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熱〜い前置きが長くなった。今回の苦悩と恨みを込めて。

 

2月のスペイン南部アンダルシア 。気温は5〜18℃くらいか…比較的過ごしやすく、太陽は燦々と照りつける。

 

まず、カディスでポツポツと咬まれ始めた。(痒いな〜多分蚊だな)と、持参していたトパルジックを塗り塗り。

  • トパルジック

医薬品:非ステロイド性抗炎症薬。非ステロイドなので、個人的痒ければ塗り放題の薬と思ってる。

 

中々治らないので、リンデロンVGも併用。元々自分のアレルギー体質用に持ってきた薬だ。

  • リンデロンVG

医薬品:ステロイド+抗菌薬。ステロイドはストロング(五段階中真ん中)の強さ。塗り薬なので、短期、局所使用なら数回塗ろうが害なし。

 

完全にステロイド目的で使用。ローションなので使い心地悪いが、メインの薬はマドリッドに置いてきた。仕方ない。。

 

 

ロンダに移動し、更に咬まれ始める。足、手腕、首肩と服が無いとこ全て。20カ所前後、毎日増減。

リンデロン全く効かず、患部は大きいもので直径10cmほどに腫れが広がり、内出血が広がる箇所もあり、全て熱を持っている。掻きむしって血も出てるので、抗菌薬入りで良かったかもしれない。

 

 

「病院か薬局に行けば?」と友人に言われたが、どうせ治療はステロイド。すでにストロングなので更にあげるのも嫌。

心配なのは(こいつら…病原菌持ってないよな…)とこっち!もし高熱や嘔吐があればそく病院に行こうと決めた。

 

 

ところで気になる点が…羽音を聞いていない。蚊のあの不愉快な羽音を全く聞かず、気づけば刺されていく。ようやくおかしいと気づき「虫刺され 画像」で似てる物を探した…

 

ブユだ‼️

 

そこそこの都会っ子だからか、ブユに咬まれた事が無かった。「ブユ 咬まれた」で見ると、私と同じ蚊どころじゃない腫れ上がり方を皆している。

即感染症情報を調べたが、ヨーロッパのブユが媒介するものは特に無さそうだ。が、多咬によるアレルギーのリスクも少しある。。夜も痒くて眠れない、ドミなので同室者への安眠妨害も気になる。

 

 

 最優先はこれ以上咬まれない事だ。ヌエボ橋から繁華街への薬局で虫除けスプレーを買ったが効かない。。そもそも、日本のドラッグストアのような品数は無い。

 

 

仕方ない、半日潰して新市街まで買いに行く事にした。大型スーパーの方がよほど品数はある。橋から約20分住宅地の方に歩き、三軒大型スーパーを回った。大事なのは成分なので、裏を見て成分を確認して、DEET25%を見つけた。

(何故日本以外の商品は成分表示の文字が極小なんだろう?目を凝らさないと読めないし、アルファベットが小さ過ぎてくっついてる。誰の為の表示??)

薬局で買ったものは通称IR3535と言うヨーロッパでよく使われるもの。イカリジンも見つけたが、効果やより多くの虫に対応ということでDEETにした。

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因みに買ったスプレー。左がDEET 入り。

 

 

 

 

酒もついにやめた。お酒を飲んでると大喜びで寄ってくるからだ。腹が立つ事に、ドミで聞いてみたが被害者は私だけだった。アジア人女性が好きなのかと思い、香港人女性に聞いてみたが無傷だった。

ドミ同室のオランダ人から「DEET は身体に良くない。君は日本人だから、ヨーロッパの病原菌に対し免疫が無い。しばらくしたら免疫が出来て、刺されても腫れなくなる」と言われた。

わかってる。私も出来れば使いたくないが、免疫が出来るのを悠長に待てない。痒さと不眠で毎日イライラする。。

 

 

 

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その後、アルコス、ヘレスと移動し咬まれなくなったのでDEETの使用もやめた。1番欲しい部屋用ワンプッシュを、スーパーに行く度に探しているが見つからない。田舎だから無いのか…日本でしか無いのか。。。

 

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