今回トルコで出会ったナンパ、トラブル体験。
今、#me too が流行ってるけど、実際難しい問題だと思う。強制猥褻は論外として、口頭でのセクハラなどは人によって感じ方が違うから。
「今日もセクシーだね❤︎」
→「あら、ありがとう😊」
→「ちょっと、変な目で見ないで!」
誰から言われるかでも正直違う。。
あと、ついでに男性陣に知って欲しい。日本でも、ほぼ全ての女性は人生でナンパ・痴漢・ストーカー・露出狂のどれかにあってるから!自分の大事な彼女や娘も何か経験してるから!
友人何人かと話し、何もなかった人は少数派だった。何に会いやすいかは、その人によって偏ってくる。こっちが望んだ事じゃないので、避けようがない。服が〜とか、女性にも責任が〜とか誘ってきて〜とか、エロ本の見過ぎじゃないの?皆んな普通の一般的な子だよ💢
是非、大事な人を守ってあげて下さい。経験を積みたくましくなる人もいれば、トラウマで沈んでいった人もいるから。
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前置きが長くなったが、今回のトルコ体験談。
*トラムで痴漢
友人(男性)と、トラムで移動中。乗客と彼が何か話してる。見知らぬトルコ人同士で話し始めるのはよくあるし、トルコ語はさっぱりわからないから無視してた。
トラムを降りてから、「さっきの男、君に触ろうとしてたけど、気づかなかった?」と言われた。
「え?いや、全く分からなかった」
「「おい、俺と喧嘩するか?」と言ってやめたよ。気をつけてね、変な人いるから」
「……。(だから口調が荒かったのか)」
後日、彼の知り合いも含めて話した席で、彼がその事をバラした。。
「え〜君気づかなかったの?」
「全く。。トルコでも痴漢ってあるんだ」
「どこでも同じだよ。ただトルコは見つかったら乗客みんなからボコボコに殴られるよ笑。」
「……。」
*自然な?ナンパ。
夜、まだ人通りは多いイスタンブール。夕飯食べに1人で歩いていたら、英語で話しかけられ、うっかり答えてしまった。私は英語が完全には分からないので、意訳だけど…
「どこ行くの?」
「ガラタ橋まで鯖サンド食べに」
「じゃあ、僕も途中だから!」
(げ、同じ方向歩くなとも言えないしな。。。)しばし雑談。
「じゃあ、私はこの店だから」
「No〜、観光客向けじゃなくて美味しいとこ知ってるよ!ついてきて!」
(まぁ…じゃあ折角だから)
人通りもある、値段も安い。じゃあここでもいいか。
「ありがとう、じゃあまた」
「僕もここでお酒飲むよ」
「⁉️(聞いてない!)」
流されるままに一緒に食事をする事になったのが、1番しゃくに触った。色々口説いてくるので、男友達を勝手に彼氏に格上げし、自分の年齢もプラス7歳加え、かなり捏造して話した。自分は食べ終わったので、
「私はもう帰るから、良かったらゆっくりビール飲んでね」
「え〜付き合ってよ、あとちょっとだよ」
(何故付き合わなきゃいけないんだ?)
外国で揉めるのを恐れ、仕方なく付き合い、自分の分だけ会計は払った。
「じゃあここで」
「ホテルまで送るよ?」
「いや、本当に大丈夫だから!トラムで帰るから!」
トラムの乗り方を教えてくれた。実際、嫌な思いはしてないし、ノリの良い面白い人だった。「一緒に食事しようよ?」と先に一言あったら、全然印象は違ったのだが。。流された自分へも含め、かなり苛立って帰った。
因みに、トルコ人ではなく、ボスニア人旅行者だそう。
後日友人の親戚から、昨日怒ってたらしいねと聞かれ、「しつこいナンパにあって、逃げるのに時間がかかった」と要約してみた。「え〜、彼(友人)に電話したら良かったのに。電話越しに怒ってくれるよ?」
…そうなりそうだから、黙ってたんだ。
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正直、今回も大したトラブルにあってない。旅友の男友達(性格、温厚)に後日電話した。
「え〜、それはやだけど、喧嘩もね〜」
「でしょ?車内で喧嘩になって、もし警察沙汰や怪我でもされたら申し訳ないし。コートの上から多少…くらいなら、まだマシな気がする」
「触られてもいいの?」
「良くないし、触られたら払い除けるよ。喧嘩よりは…と言う意味で」
「ナンパはどうしたら良かったのか今だにわからない。ナチュラルに付いてくるのはどう断ればベストなの?」
「難しいよね〜、きっぱり断ればいいんだろうけど、逆ギレされたら怖いしね」
「友人に電話して言ってもらっても、実際その場にいるのは私なんだけど?怒らせた後始末は私?」
「日本人だから、穏便に済ませようと思うよね。いや、国民性の違いだね」
「今回ね、「一緒にどう?」って言われて、じゃあって載ってみたからイスタンブールでもサフランボルでも現地の人と話せて良かったけど、選択と言うか断る自由は無いと失礼じゃない?流されてってのに腹がたつ💢」
対応に正解はあるのだろうか。女性で得する事もあれば、嫌な思いをする事もある。女性は人生に外見が大きく関わる気がする。
男性に肌を晒さないブルカの意味は、その為かとふと思った🐏