羊の世界放浪譚

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トルコ*2018*ブルサ〜カラギョズ博物館・Yeni Kaplica Erkekler Hamami〜

ブルサへは温泉目当てで来た。普通のハマムに湯船はないが、ここのハマムは湯につかれるらしい。2日目にして、ようやく観光。昨日はホテルから一歩も出ていない。。

 

 

*カラギョズ博物館

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ハマム前に1つは観光しようと思って。カラギョズはトルコ伝統芸能の影絵芝居。

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世界中の人形が飾ってあるのは楽しいが、読めない。ここも英語表記無し💦歴史とか、知りたい事が一切わからない。。。

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文字を読まないもんで、すぐに見終わった。たまにカラギョズの上演をやるそうで、行きたい人は時間調べて行ったほうがいいと思う。私は見れなかった。。

 

 

 

 * Yeni Kaplica Erkekler Hamami

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写真は男性用ハマム。女性の入り口は右手にある。

ガイドブックに載ってるから、観光客も来るのかと思ったら、かなり地元向けのハマムだった。まず、メニューがトルコ語のみ。受付のおばちゃんも英語通じない。そして、口調が強いので怖い。

「ケセジ(垢すり)つけて」「今いない、2時間後」「待つから!お願い」

これだけの事を伝えるのに、周りを巻き込んで10分以上粘った。

イスタンブールにシャンプーを忘れ、髪は湯シャンのみ。夜行バスあけで体もベタベタ。とにかく髪を洗いたいので、譲るわけにはいかない(垢すりにはシャンプー込みだから)。

 

貴重品は番台で預かってくれる。昔行ったハマムはロッカーしかなかったので、ホテルのセーフティーに入れて来たのだが、杞憂だった。

 

 

ロッカーの鍵と紙パンツを渡される。紙パンの人、水着の人と半々くらい。日本の温泉以上にみんなマイハマムグッズを持ち込んでいる。

さて、脱いだがどこに行けばいいのかわからないぞ?

隣のロッカーの方がハマム用のスリッパを持ってきてくれた。お礼を言い、皆んながタオルあるいはバスローブを持ってるのをみて、番台で頼む。

 

よくわからないままタオルを巻いてハマムに座った。みんな、迫力のダイナマイトバディだ。日本人、絶対そうなる前に病気で死ぬ。。。かたや小学生くらいの子はカリカリで、足がすごく長い。トルコは多民族国家だからか、髪の色も様々。普段見れない、ヒジャブやロングコートの中を覗き見た気がした。

 

 

さっきのお隣さんが手招きしてくれた。名前は本当に忘れてしまった、仮にAさんとする。私の母くらいの年齢に見える、彼女は英語はほんの少しだけ。

 

「プール入りたい?熱いの大丈夫?こっち来て」と、案内してくれた。ここのハマムはいくつも部屋があり、かなり広い。次の部屋に行くと、お、お湯が見えた!

連れられるがままに、一緒に入る。水深1.2mくらいでかなり深い、そしてかなり熱め。のんびり浸かるより、温まったら出てハマムに座って‥を繰り返すみたい。側では女の子がお母さんと泳ぐ練習をしてた。

 

「好き?」「好き好き❤️」「どこから来たの?」「日本」Aさんとのやり取りはもはや単語と身振り手振り。彼女は英語がわからないとトルコ語で頑張ってくれる。お湯で温まったら奥のハマムに案内してくれた。「ここにサウナがあるから、入りたかったらどうぞ。私はここに座ってるから」

 

サウナに入ってみた。暑かった。のぼせてきたので、出て隣に座る。

トルコのハマムは、温度の低い岩盤浴のようだ。部屋全体がじんわり温まっていて、大理石の椅子に座ってのんびりする。そこでそのまま身体を洗ったりシャンプーしたり。完全に地域住民の社交場になっている。

昔行ったハマムは寝っ転がれる場所があったけど、ここには無いみたい。

 

 

Aさんとずっと話し、シャンプーどころか垢すりまで貸してもらう。この後ケセジが待ってるのはAさんも知っている。番台に時間を確認して、マッサージ室も案内してくれたのは彼女だから。

 

 

2時間くらいハマムでのんびり待ってから、垢すりの番が来た。かなり豪快にわしゃわしゃ擦られ、驚く程垢が出た。シャンプーも同じく豪快にされる。泡でのマッサージもあり、疲れが癒えた気がした。最後にバケツの水で流してもらって終了。‥‥その後、自分でもう一度シャワーで石鹸を洗い流す。。。

 

 

その後またAさんと合流しハマムでもう少しくつろいでから着替えた。休憩スペースでみなくつろいでる。お菓子やパンを持ち込んでる人も多い。「こっちに座りなさい」と誘われて、Aさん含むおばちゃん達とテーブルを囲んだ。

ティーパックを使い回して全員分のチャイを作り、私も頂く。「これ食べなさい。これもあげる」と、おばちゃん達からみかんとホットサンドを分けてもらう。お腹が空いていたので有難い〜、この日の昼御飯になった。まだくれようとするので、「もうお腹いっぱい」と言うと、「もって帰って後で食べなさい」とビニール袋に詰めて渡された。

 

 

Aさんは娘さんに電話していた。予定を聞かれ、私が「ウルジャーミに行きたい。お金が無いので歩いて行く」と行ったので、「いやいや、遠いから!うちの娘に車で送らせるわ!」とかけてくれたのだ。‥もちろん、断ろうとした。このやり取りも20分くらいかかった。

‥トルコ語を習った方がいいのだろうか。

 

 

 

食事も終わり、Aさんとハマムを出た。3hrくらい居たと思う。結局、「ごめんね、うちの娘は出かけていて、2時間しないと帰ってこないの💦トラムの駅を教えるわ」と、駅が見える所まで一緒に来て道を教えてくれた。むしろ、恐縮してしまうので、その方が良かった。

 

「ありがとう〜楽しかった」とハグして別れた。一人旅、人からの親切ほど身にしみるものはない。

久しぶりのハマム。本当に楽しかった🌈

 

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