羊の世界放浪譚

海外旅行にはまり、バックパッカーからスペインワーホリへ。女子一人旅から語学まで時々更新❤︎

トルコ*2018*〜トルコの治安について〜

トルコでまず気にしていたのは治安だ。その情報を得るために日本語の通じる宿を選んだようなもんだが、実際話を聞いて、街を見て、気にし過ぎだった。

 

トルコに行くと言うと、治安は大丈夫?とかなり言われる。アジアの方がよっぽど危ないにもかかわらずだ。

旅行も安全対策も自己責任、あと運。

誤解されやすい治安と安全対策について熱〜く語りたい。

 

 

まず、皆んなが気にするテロについて。よく勘違いされているのは、テロ=治安が悪いだ。

テロリズムはテロリストが起こすもので、世界中これは避けようがない。世界で有名な日本のテロは地下鉄サリン事件だ。トルコでも知られていた。。。世界中どこでも起こるし、よりローリスクハイリターンな方法が考え出される。トラックで突っ込む方法は、物凄く簡単で効果的だ。旅行者でもレンタカーを借りたら即実行出来てしまう。ラスベガスの乱射事件は、爆弾を作るより簡単な方法を世に示した。上手いのは、上を取っているために警察が射殺するまで時間がかかるということだ。絶対に模倣犯が出ると思っているが、実行しやすいのは東京などの大都市だ。考え出す人がいて、たまたま居合わせてしまったら防ぎようがない。

 

 

外務省などが出すテロに対する安全対策は、

  1. 人が多い所を避ける
  2. 外国人が多い所を避ける
  3. 大使館、軍、警察関係に近寄らない

1.2を避けたら旅行できないでしょ!

 

 

紛争地や、テロがよっぽど頻発している地域以外は、テロは宝クジのようなものだ。運の悪さで殺されたらたまったもんじゃない。テロを無くす方法を今、世界中が模索している。。。

外務省の渡航安全ページを見て欲しい。黄色くらいまではまず大丈夫。色々見比べると、結構ずさんな指標と言うのもわかる。え?この地域が安全?とか、ざらにある。

 

 

 

ホテルスタッフから、何故日本人ツーリストが減ったのか聞かれた。答えようがないので、TVで危ないっていうから、と話した。

「テロは世界中で起こります。日本でも起こったし、ヨーロッパでも起こりました。どこでも起こるのに何故トルコが危ないと言われるのか、わかりません。

トルコ人アメリカみたいに銃を持ってません。撃たれる事はないし、ナイフで刺される事も滅多にありません。安全です。ヨーロッパや中国の方は今でもいっぱい来てくれます。日本人だけ物凄く減りました。悲しいです」

 

 

実際に危惧すべき治安は緑の話だ。私達が、現実的にリスクを減らせるのも。

 

実際に旅行者が出会うトラブルは、交通事故、スリ、強盗などの方が圧倒的に多い。私は運良く、ほぼトラブルにあってない。軽いセクハラと、スペインであったスリ未遂。気配を感じ振り向いたら黒人が逃げていった。リュックが半分開けられていたが、服しか入っていないので逆に可哀想になった。

 

この治安と言う意味では、トルコは本当に安全な国だ。カッパドキアで日本人が殺されたニュースを見て、旅友と「あのトルコで?」と話した。加害者が100%悪いのだが、トルコが躍起になって犯人を捕まえようとしてるのは分かった。日本で中国人旅行者が殺された事件もあった。旅行者への犯罪はその国の恥だと思う、「日本は危ない、日本人は怖い」と言われ信用を落とすのは屈辱だ。

 

 

トルコでは、困っていると誰かが助けてくれる。道も誰かが教えてくれるし、言葉が通じないからと去っていきはしない、トルコ語で無理矢理伝えようとしてくる。人間味があって素朴な人が多い。そんなトルコで嫌な思いをしない為に、注意すべき事がある。これは各国共通だと思う。

 

 

  1. 金銭・パスポートは決して体から離さない。
  2. 狙われやすい服装をしない。
  3. 夜遊びをしない。
  4. 人気の無い道は避ける。
  5. 酔うまで酒を飲まない。
  6. 現地の文化を尊重する。
  7. 適切な距離を保つ。

 

1.パスポート、金銭はぜっったいに身体から離さない。やり方は人それぞれ、セーフティポケットを使う、冬なら内ポケットに入れるなど。あと、一か所にまとめない。

(トルコでの体験談はまだ聞いた事がないが、万が一強盗の場合は大人しく全て差し出すこと、殺されるよりはマシ。その場で抵抗したり、取り返そうとはしない。犯人が去った瞬間クレカを止めよう)

 

2.普通の服装をしてればOK。どうせ私たちは現地人には見えないから。女性は話が少し違う、過度な露出をしなければトルコはOK。ヒジャブもモスクだけで良い。

 

3.夜遊びは自己責任。夜に治安が悪くなるのは日本でも同じ。

 

4.人気のない道は避けたい。これも日本と同じ。

 

5.酒は飲んでも飲まれるな。トルコはイスラム圏だがお酒は飲める。が、日本でみる悪質な酔い方は、絶対やめた方がいい。少なくとも尊敬はされない。

 

6.日本に来て日本文化に敬意を払わず、自国の文化を押し通す旅行者は不愉快だ。染まる必要はないが、トルコの文化を尊重する事。

(旅行者をもてなす文化、また男性がお金を払う文化があるので、仲良くなれば女性旅行者は奢って貰える事あり。無理に拒まず有り難く受け取っていい。男性旅行者は、知らないです)

 

7.どこの国でも、相手を信頼し、敬意をもって、適切な距離をとる。これが一番難しい。敬意を払う事は大事。

客引きが鬱陶しいと腹をたてる人もいるが、彼らにも生活がある。少なくとも日本のキャッチよりはしつこくない。

 

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そして、結局詳しい情報は、現地でしか入って来ない。そして安全に対する基準もそれぞれ異なるし、男性と女性でも違う。行った事がない人の、イメージでの発言は信用出来ない。

 

旅行好きは日本人の国民性だ。世界中に日本人旅行者はいるし、日本人宿もある。有り難い事に、日本語を話せる現地の人もいる。不安な地域に旅行に行く時は、日本人宿で情報収集してから旅するのも一つの手。

 

また、個人旅行者の強みは、団体行動をしない分、臨機応変な対応が出来る事。宿で出会う長期旅行者同士での情報交換は凄く助かる。どのルートから来たか(バックパッカーは陸路での国境越えが多い)、自分が行きたい方向から来た人の話は貴重だ。

今回、カザフスタンからジョージアを経由した人、イランからアゼルバイジャン経由の人に出会った。イランからも国境越えは大丈夫。一部イラクからクルド人自治区を通る人もいると聞いた。日本で漠然と危ないとされている地域も、実際には広大な面積があるので一概には言えないのだ。

トルコからヨーロッパ行きは全く問題ない。

 

 

日本とトルコの有効の歴史は長い。また親日な人も多い。トルコで出来た友人に、「日本にはケマル・アタチュルクの像があると友人が教えてくれた。私は知らなかったけど、行ってみたい」と言われた。私も知らなかった!調べたら和歌山県にある。

トルコのエルトゥールル号が遭難した時、日本が助けた。トルコはイラン・イラク戦争の時に、イランの空港に取り残された日本人を助けてくれた。この先人達が築いた絆を更に発展させていきたい。

 

 

長くなったが、言いたいのは、

トルコを好きになってね!トルコも日本を好きになってね!!

テロは憎むが、悪いのはテロリストであり、テロリストに後方支援を続ける利権の絡んだ某国であり、イスラム教ではない。

たまにヤフコメで、「イスラム教のテロリストに対し、イスラム教者は責任をとれ」と言う暴論を見てビックリする。彼らに何が出来るっていうの?

トルコはイラク、シリアの為に多大な軍事費を払い、自国の兵を派遣し、テロリストの摘発に勤めている。しかし、トルコから生まれるテロリストも確かにいる。思想だけでなく、利権が絡んでいる。宗教だけの問題なんかじゃない。

 

 

 

2018.6追記。私のブログに来る方のほとんどがこの治安情報ページだと、今更ながら気づいた。是非、カテゴリーのトラブル集も読んで下さいませ。大概トルコでの出来事です。

旅行先での大概の苛立ちは、「ここは○○だから!」で納得するしかない。。

ここはトルコだから!!!